takanikoniko’s blog

本とお出かけと時々ドール。

【書評】吾輩はカップ焼きそばである。お湯はまだない。 神田桂一 菊池良『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』感想。

この記事をシェアする

神田桂一 菊池良

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を

書いたら』

 

を読んだよ!

 

 

ざっくり紹介

完璧に中身を紹介したタイトルです。

文学史上に名を残した文豪に始まり、ブロガー、ユーチューバー、シンガーに

週刊誌と「文豪以外」にもバラエティに富んだ面々が登場します。

あくまでも「本人が書いたなら」なのでそこはご注意を。

読んで、ご本人にクレームをつけないように!

 

その面々の中で僕のお勧めですが、

・松尾芭蕉

・紀貫之

・西野亮廣

・道徳の教科書

の4人(?)はなかなか面白いですね。

とくに道徳の教科書とかはうまいですよ。

良くある「大人になった私へ」のノリで、「5分後の私へ」ですもん。

これはもうナイスアイデアとしか言いようがない。

 

ちなみに夏目漱石の箇所は「吾輩は猫である」を元ネタにしてはいないので、

この記事のタイトルはネタバレではありません!

 

まとめ

「はじめに」に

この本は軽く読んではははと笑って、ページを閉じた瞬間に全てを

忘れるような本を目指して書かれた。

とあり、その目的は達成されていると見てよいでしょう。

「推しの文豪を読んで笑って、推しでない文豪のを読んで面白いと思ったら

元ネタを読む」という読み方もあると思いますが、やっぱり

軽く読んではははと笑う

のが一番じゃないでしょうか。

さっと読んでさっと忘れる、ある意味この本もカップ焼きそばなのかもしれませんね。

 

 

 俺の推し焼きそばはこちら

 

 

 

↓ブログ村参加してます。クリックしてくださるとうれしいです。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

 


本・書籍ランキング