【書評】エジプト時代?大昔だろ?って舐めてたらやばいぞ 三浦伸夫『古代エジプトの数学問題集を解いてみる』感想。
三浦伸夫
『古代エジプトの数学問題集を解いてみる』
を読んだよ!
ざっくりまとめ
古代エジプトの数学問題集を解いてみる!
もうちょっと詳しく
こんなにわかりやすく内容を表したタイトルもそうあるまい、と思います。
「リンド・パピルス」という3500年前のエジプト時代の数学問題集があります。
その中からいくつか抜粋し、時代背景を解説しながらひたすら解いていきます。
「そんな昔の数学問題なんて余裕だろ?」と思ったら間違いで、
これが結構難しい。
そもそも問題分からして当時の流儀で書いてあるので、それを解読するところから
始めないと行けない。
問題を解きながら読むと、すさまじい時間を取られるでしょう。
なんでこんなにややこしいんだ…と思ったらそれもそのはずです。
そもそもその時代に「字が読める」という時点で既にエリートだったのですから、
エリートが使う数学問題集がそんな生ぬるいはずがないんですよ。
ぶっちゃけ「解きながら読む」なんてのはすぐに諦めましたね。
はっきり言って、そんなにお勧めではないんですが、
眠れない夜にすぐ寝たい時には良いかもしれません。
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