【書評】「風邪に気をつけないといけないなあ」と思ったら読もう! ジェニファー・アッカーマン『かぜの科学』感想。
ジェニファー・アッカーマン 他
『かぜの科学』
を読んだよ!
ざっくりまとめ
風邪をひく前からひいた時に至るまで、かぜの秘密教えます!
もうちょっと詳しく
「ちょっと咳が」「どうも寒気がする」「…風邪かなあ?」
と誰しも経験がある「風邪」について書かれた本です。
風邪とは何か?ひかないようにするにはどうすれば?ひいてしまったら?
取材で治験に参加した著者による、最初から最後まで風邪について書かれた本です。
感染経路は今でもはっきりとした結論が出ていないとか、
移る可能性の高い場所等の詳しい解説が書いてあります。
面白いのは、風邪をひいたときのお勧めレシピや暇つぶし用の本も紹介している
ところですね。
極めつけは、色々と対策が書いてあるのにも関わらず
現在のところ、私たちが風邪に打ち勝ったり期間を短縮したりするには
信心しかなさそうだ。
と言い切るところですね。
おいおい、結局それか!と思いますが重篤な状態にでもならない限りは
人間は風邪に勝てないということなのかもしれませんね。
まとめ
寒気やくしゃみ、鼻水などのちょっとしたものから何日も寝込むようなものまで、
人は色んな風邪にかかります。
そんな身近な病気である風邪について書かれているので、「あの症状はこういう事か」
と思いながら読んでも面白いかもしれません。
外国で書かれた本のため、紹介されている医薬品やレシピが日本で入手・再現できるか
は怪しいので注意が要りますね。
あまり深く考える事のない病気ですが、もう少ししたら風邪の人も増える季節なので
対策として読んでみてはいかがでしょうか。
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