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【書評】意外と理性はたいしたことない。「感情で釣られる人々」 感想。挫折したけど。

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ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第47弾

堀内進之介

「感情で釣られる人々」

を読んだよ!

 

 

どうして読もうと思ったのか?

 これは確か本のまとめかそんな感じの本で紹介されていたのを見つけたはず。

ざっくりまとめ

 感情を操ることで人間はどの様に動かされ、世界はどうなっていったのかを書いた本。

もうちょっと詳しく

感情をどう動かせば効率よく労働者を動かせるようになるのか。

感情をどう動かせば消費者に物を売ることができるのか(売りつけられるのか)。

感情をどう動かせば政治に利用できるのか。

 

といった観点から、感情と社会について書かれた本です。

 

読む分には難しい文章ではないのですが、読解するには歯ごたえがある感じです。

2回じゃたりないなあ。3回かもうちょっと読まないと駄目ですね。

 

「スマイル0円」をけなしながら「おもてなし」を美徳と言うのは身勝手

とか

「ソーシャル・キャピタル」とは「コネ」を学術的に洗練されたもの

とか

SNSにおいて利用者は「シェア」を自身のイメージ構築の手段として行っている。これは広い意味での政治的行為

など気になるワードはいっぱいあります。

 

「感情で釣られない方法」を説明する本ではないので、精神の安定とかおこりっぽいのを直したい人は違う本をお勧めします。

 

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