19世紀に早すぎた論文は21世紀の俺には遅すぎた。 メンデル「雑種植物の研究」 感想…挫折したけど。
ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第41弾
メンデル「雑種植物の研究」
を読んだよ!…挫折したけど。
どうして読もうと思ったのか?
義務教育で授業で習う「遺伝の法則」。これを世界最初に論文として発表した
メンデルの論文のタイトルがこの「雑種植物の研究」です。
これも世界を変えた一冊(一論文)なので、一回読んでみたかったんですよ。
ざっくりまとめ
分離の法則・独立の法則・優劣の法則の三つ。習ったよね?
何故挫折したのか。
中身(遺伝)についてあまり興味がなかった
有名だから一回読んでみようと思っていただけなので、遺伝の仕組みや法則などへの
興味が薄かったんだろうなあ。
頭が劣化した
中学生くらいのころならまだついていけたかもしれませんが、もう無理ですね。
だって中身がっつり論文ですもん。数式とかもぽんぽん出てきますし。
まとめ
この論文は発表されてから約40年埋もれていますが、
数学的論理に従った現象の解析には、研究者は慣れていなかった。
だから、当時第一線で研究を行っていた生物学者にとってさえ、
この論文は時代を少し超えすぎており、理解が届かなかったのではあるまいか。
と本の解説にも書かれています。
当時の人には早すぎ、脳の劣化した自分には遅すぎたということでしょうか。
遺伝について書かれた本として歴史的価値はありますが、今読んだ方がよいかというと
そこまででもないと思うので、暇すぎてすることがない時くらいにでもどうぞ。