君も天才になれる! マーティー・ニューマイヤー「小さな天才になるための46のルール」 感想。
ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第42弾
マーティ・ニューマイヤー
「小さな天才になるための46のルール」
を読んだよ!
どうして読もうと思ったのか?
俺には才能がない!ありとあらゆる才能がない!極めつけは「働く才能がない!」
才能がないならどうしよう。天才になるためのルールを知れば少しくらい才能があるように見えるだろう!
ざっくりまとめ
多くの人にとって、「天才」は手の届きうる目標だ!
もうちょっと詳しく
著者のマーティー・ニューマイヤー(Marty Neumeier)さんはデザイン思考のオリジネーター(創始者)の一人だそうです。
その人による、小さな天才になるための46のルールが書かれた本です。
「小さな」天才とはなにか?
多くの人が想像する天才とは、すさまじい才能を持ち巨大な成果を生む人の事を思い浮かべるでしょう。
そうではなく特定の領域や物事すなわち、能力を発揮する範囲を絞れば(小さくすれば)多くの人にとって天才は手の届き得る目標となる。
「限定された領域で巨大な結果を出せる人」のことを「小さな天才」というのです。
章建ては4つ
本全体は以下の4つの章に分けられています。
- どうやってイノベーションを起こすのか
- どのようにして仕事に取り組むべきか
- どのように学ぶか
- どうやって違いを生み出すか
それぞれの章に対してルールが書かれています。
個人的に気になったのがルールをいくつか紹介。
①問題の枠組みはタイトに
天才に自由にやらせると、余計な物をつけたり凝り過ぎたり予算オーバーなどで悲惨な事になる。
②ゴチャゴチャを歓迎せよ
仕事始めはきれいな机が必要だが、走り始めたらゴチャゴチャも仕事のうち。
掃除など後回しでよい。
③苦手分野の底上げをせよ
足かせとなりかねない弱点を無難なレベルにまで底上げすべし。
④ていねいにまわりの支持を集めろ。
抜群の発想でも、その実行可能性をまわりの人たちに納得させるのは別の話。
この辺りは天才や仕事の出来る人とのイメージとは違いますが、
納得のいく部分でもありますね。
まとめ
全部でルールが46もあるので全部できるかと言えば怪しいですし、一つ実践しようとしても大変だと思います。
それでも確実にヒントになり得ます。
文章も読みやすいので、ちょっと時間が空いた時などにいかがでしょう。