バルタザールの悪の自分学 を読んだよ!
ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第六弾
バルタザールの悪の自分学
を読んだよ!
ざっくりまとめ
生きるためには知恵を使え!
もうちょっと詳しく
原著はキリスト教の神父であるバルタザール・グラシアンさん。
「マキャベリの君主論と並ぶ名作」とか「森鴎外も読んだ」とか「聖職者でありながらきわめて現実的」と言われて一時期有名になった人です。
何故「聖職者でありながらきわめて現実的」なのか。
それは本人が戦争に参加したからだと思います。
なんでも、行くところで常に勝利したために「勝利の神父」と呼ばれたとか。
当時の戦争にどうやって参加したのかイメージがわきませんが結婚式で見る神父さんのような感じではなく、どちらかというとHELLSINGのアンデルセン神父の方に近いのかも。そんな人なら現実的にもなるよなあ。
本の中身については、いくつもの短い文章によって構成されているエッセイ集なので読みやすいです。量が多いので頭に入れるのは相当難しいですけどね。
成功者の自分語り的な部分は一切無いのでそういうのが苦手な人、自己啓発本がきれいごとばかりで役に立たないという人にはお勧めです。
いま入手しやすいのはこっちですね。
僕が読んだのはこっち。