【書評】これを読んでも潜在能力には期待できそうにない マリオ・アロンソ・ブッチ『ハーバード流自分の潜在能力を発揮させる技術』感想。
マリオ・アロンソ・ブッチ
『ハーバード流自分の潜在能力を発揮させる技術』
を読んだよ!
ざっくりまとめ
これを読めばあなたも『自分の潜在能力を発揮できる!』
と筆者は思っているらしい。
もうちょっと詳しく
誰しも一度は
「本当はこんなもんじゃない」
とか
「俺はままだ本気を出していない」
とか
「変身をまだ○回残している」
みたいに思ったことがあると思います。
そんな「自分の潜在能力」を発揮するための本がこれです。
冷静に考えると、この時点で「ちょっと待てよ」となるんですが。
まあとりあえず読み進めていくと、ほうほうと思う部分もあって
「なるほどなー」と考えていたんです。
しかし、3割くらい進んだところで
左脳の働きをストップさせる時間を作る事で、
今まで知らなかった現実が見えてくる。
…
……
………は?
いくらなんでもそれは無理じゃね…?
これが例えば、「論理的に考える事を止め、直感に従おう」くらいならまだ分かる。
ところが
左脳の働きをストップさせる時間を作る事で、
今まで知らなかった現実が見えてくる。
いくらなんでもそれは無理やろ!
人間が自分の意思で脳の動きを制御できるとかどうなってんだ!
そりゃこの世には事故や病気で左脳に障害を負って、右脳だけで生きてる人がいるかも
しれない。
でも、自分の意思で左脳を停止するとかどうやってやるんだよ…。
この時点で、残り7割は流し読み決定しました。
まあまったく何もないという事も無く、
集中力の主であれ。感情やエネルギーは集中力を向けた場所へ向かう。
集中力を注いだ場所が、あなたにとっての現実となる。
目標を達成するためには、自分にとって一番大切なことに
集中することが必要である。
とか、
「感情」ではなく「選択」に基づいて行動する事が、新しい現実を
開くことにつながっていく。
などは、まあまあ名言なのではないでしょうか。
まとめ
かなり最初の段階で「それはないやろ」っとバッサリ切ったので、
これを人に勧める気にはならないです。
一応読んだので、備忘録として公開しておきます。
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