【書評】安野眞幸『教会領長崎』感想。
安野眞幸
『教会領長崎』
を読んだよ!
超ざっくりまとめ
戦国時代、日本に来たイエズス会は何をやったのか?
戦国時代に日本にキリスト教を布教するために来たイエズス会。
彼らは日本で何をやったのか。長崎という土地と貿易に注目して書かれた本です。
かなりディープな内容でゆっくり読みましたが、
理解が及ばなかったのでざっくりまとめでお送りします。
ざっくりまとめ
指しあたって、イエズス会内部で布教方針の対立、それに資金調達の問題、
長崎を要塞化して武装、暗殺計画の疑惑…などなど、およそ「聖職者」という言葉からは想像できない事を堂々と行っている様が記されています。
おまけに「秀吉の朝鮮侵略に協力する」と約束してるとかもう何なんですかね。
その上、「言う事を聞かないなら戦争をしてでも布教する」とか容赦ねえな!
おまけに領主を改宗させればあとはその力で無理やりにでもやるとかもうね…。
これも正しく歴史の裏側を書いた本なので、当時に興味のある人にはおすめです。
逆に「それほどでも…」という人にはおすすめ出来ません。
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