それは圧倒的な死と造形 「BONES」と「REAL BONES」を読んだよ!
ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第29弾
「BONES」と「REAL BONES」
を読んだよ!
ざっくりまとめ
モノクロ写真で撮影された動物の骨格写真を収録してあるよ。
もうちょっと詳しく
湯沢英治さんによる、動物の骨格標本を撮影した写真集です。
最初に出版されたのが「BONES」で、その次に別の本を一冊はさんで「REAL BONES」のようですね。
「BONES」の増補改訂版が「REAL BONES」と言って大丈夫でしょう。
かなり増量しているので、単純に増補改訂というのも少し違いますが。
さて中身ですが、9割が骨格標本のモノクロ写真で残りが標本に対する解説です。
ひたすら骨です。これでもかと骨の写真が続きます。
博物館とか行くのは好きなので骨格標本とかもよく見るんですが、この本にある写真はそういう「展示されている標本」とは違い、明らかに「死」を連想させます。
写真の色のせいもあるでしょうが、「生きていない」という事を実感します。
なんというか、読んでいるというか見ていると「恐怖」を呼び起こされますね。
「骨」に耐性のある人はどうぞ。無い人は全力回避をおすすめします。