『モティベーションを学ぶ12の理論 ゼロからわかる「やる気の心理学」入門!』を読んだよ!
ガチニート時代に読みたかったけどお金がなかった本シリーズ第11弾
『モティベーションを学ぶ12の理論 ゼロからわかる「やる気の心理学」入門!』
を読んだよ!
ざっくりまとめ
やる気を出す方法を簡単に知りたければ読むな!
これは「やる気」そのものに対しての理論である!
もうちょっと詳しく
「やらないといけないけどやる気が出ない」とはほぼ全ての人が遭遇する場面である。
「最近やる気が出ない」とはほぼ全ての人が陥る状況である。
そんな時、『簡単にやる気がでる方法』とかの本があるとつい買ってしまう。
俺も身に覚えがある。
だが。そんな時にこの本を手にとってはならない。なぜならば。
やる気に対して超ガチな本だからである。
やる気を「量」の問題としてではなく「質」の問題として捉えて、
なぜ人は飴と鞭によってモチベーションが左右されるのか。
努力ななぜ出来るのか。
といった事柄が、理論と研究によって語られていく。
「やる気が出ない時はこうしましょう」なんてあっさり簡単な方法は一切紹介しない。
徹底的に理論と研究の本である。
それ故に、使えれば強いがどうやって使うかも自分で考えなければならないのですさまじい難易度である。はっきり言って、ぜんぜんわからん!
個人的にヒットだったのが学習性無力感という概念。
「ひとはどうして無気力になるのか」といったところから引きこもりに触れられていたので、この部分だけでも読む価値があった。
やる気そのものについてガッツリ読みたい人にはお勧めです。