「目標を達成したらご褒美」作戦は無職には効かない。
世間には「目標達成」に対するアドバイスがあふれている。
だいたいは、
目標を明確にしなさい。
期限を明確にしなさい。
そして、
目標を達成したら自分にご褒美をあげなさい。
である。
上二つはまあ、いいだろう。だが、最後のやつだけは絶対に利かない。
何故か。
自殺行為だからである!
そんなわけないだろうって?
じゃあ、ご褒美を貰えるとしたら何が欲しい?
服?
豪華なランチ?
美味しいスイーツ?
本?
ゲーム?
映画?
…それ、お金を使わずに手に入りますか?
そう。
無職で収入がない状態なのに、ご褒美でさらに出費とか自殺行為だろう!
もちろん、「ご褒美がないとやらないの?」という意見もあるだろ。
はっきり言おう。「その通り!」
ご褒美がなきゃやってられるか!
そして大抵の場合「ご褒美がなければやりたくない」という行為は苦行である。
やっても苦行、達成しても苦行、これでやりたいわけがない。
出費を抑えるという点に置いて「ご褒美作戦」はまったく役に立たないのでる。
しかし、目標達成のアドバイスは必ず「ご褒美」を設定させる。
ここでご褒美や目標の設定を誤ると、達成する前に財布が空になって死ぬ。
最大のご褒美は「目標を達成する事」なのだが、そこに至るまでにが自殺行為なのだ。
ここで、節約や「終わるまで我慢」とか「多分買えないから諦める」事に
慣れていると、
「目標を達成できないと貰えない→そもそも貰えないものだった」
という思考ルートをたどる。
最終的に「どうやったって手に入らないものののために頑張る理由がない」
という結論にたどり着くので、目標達成しようとすらしなくなる。
これもまた自殺行為だと思う。
じゃあどうすればいいのかって?
それが分かる奴ならそもそも無職じゃないと思うけど?
無職歴1.5年の俺には分からんよ。