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【書評】本番に弱いあなたの為に シアン・バイロック『なぜ本番でしくじるのか』感想。

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シアン・バイロック

『なぜ本番でしくじるのか』

 

を読んだよ!

 

  

ざっくりまとめ

本番に弱い?じゃあ強くなってしまおう!

もうちょっと詳しく

運動会の短距離走、習い事の発表会、入学試験、スポーツの大会、採用面接等、

「本番」って、聞いただけで緊張を呼び起こす単語ですよね。

そんな状況で緊張して散々な目にあう人もいれば、きっちり結果を出す人もいる。

その違いは何処はなぜだ?というところから始まった研究をまとめたのがこの本です。

 

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 こちらの本よりもより詳しく書かれています。

つまり、「本番」というプレッシャーに対抗するための研究ですね。

何故人は緊張するのか、緊張を引き起こす要因、対応策などがまとめられています。

 

ところが面白いことは他のことだった

会社のリーダーとしての経験が豊富な人ほど、部下を管理する能力は

下がる。

とか書いてあったら面白いとしか思えないですよ。

どう考えても世間と逆なんですから!

専門家がほかの人のパフォーマンスを予測しようとすると、

「専門知識の呪縛」につまづく。

何言ってるんだ?と思うでしょうが、すぐに分かります。

「子供が自転車に乗れるまでどれくらいの時間がかかるか?」という質問に

答えてみてください。

あなたは本当にその時間で乗れましたか?

技能の実行が上達するにつれて、それをどうやるかに関する

意識的な記憶は悪くなる。

変な話ですが、「上達するにつれて、やり方を忘れていく」んですね。

そうなると、「見て覚えろ!」「技を盗め!」というのはある意味当然の帰結という

事になります。

ゲーム脳になろう!

ちょっと前に、子供からゲームを取り上げる理由に「ゲーム脳」という単語

がありました。

某ゲームを大学生が毎日1時間づつ10日やった結果、記憶力と注意力が増したとか、

防空軍が別のゲームをやったら30%も上達したとか。

 

まとめ

上では本番に対する対策には触れませんでしたが、

スポーツや舞台、仕事等の場面毎にプレッシャー対策が書かれています。

とりあえず何でも良いから対策を!という人には

 

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 こちらをすすめます。

もっと具体的な状況に対してアドバイスが欲しい人には、

この「なぜ本番でしくじるのか」をすすめます。ただし、ページ数はこちらの方が

多いので、”すぐに”欲しい人には厳しいかなあ…。

「またやってしまった…なぜなんだ?」と悩んだ時にはいいかもしれません。

 

 

 

 

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