takanikoniko’s blog

本とお出かけと時々ドール。

【書評】「自己啓発本を読んだのにどうして成功しないんだ!」そう思っているあなたへ オリバー・バークマン『解毒剤』感想。

オリバー・バークマン

『解毒剤』

解毒剤 ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ

を読んだよ!

 

  

ざっくりまとめ

自己啓発本読んだって成功しないし幸せにならないよ!もうちょっと落ち着いて!

もうちょっと詳しく

こちらのオリバー・バークマンさんの本は以前に

takanikoniko.hatenablog.com

 

 という本を読んだのですが、面白かったので二冊目を読む事にしました。

前回のこれは「よく出版出来たなあ」と思うほど、いろんな方面に喧嘩を売りつけて

ました。

今回はそこまで喧嘩を売っていないので、もしかしたら怒られたのかもしれません。

とはいえ、いきなり

現代の社会で幸福を追求するための手本とされているさまざまな

自己啓発本は、はっきり言って、われわれを幸せにすることなど

めったにない

というあたり、今回も手を緩めるつもりはないようですが。

幸せを追い求めると不幸になる?

「幸せを追い求めると不幸になる」とは変な感じがします。

紹介されている思考実験に「白クマのことを考えるな!」というものがあります。

「白クマのことを考えないように」と注意しているとつい考えてしまう…という

ものです。

これと同じように、

「不幸な事を考えないようにしよう」

「ネガティブな事を考えないようにしよう」

としていると、逆にそれについて「考えてしまう」のではないか?

同時に「アファメーション」の有効性についても疑問を呈しています。

アファメーション」とは、「~したい」「~になりたい」

という願望を

「すでに~である」「~になっている」

と断定して繰り返し唱えること

「なにそれ?」と思った方は、

『貧乏人が「金持ちにになりたい」と思ったら、「自分はすでに金持ちになっている」

と繰り返し唱える』シーンをイメージしてもらえばオッケーです。

そんなの効果あるの?と思うかもしれませんが、

自己啓発本では良く出てくるテクニックなんですよね。

これを実行した結果、「自尊心が低下した」という実験結果が紹介されています。

個人的には「それはそうやろ」としか言いようがありません。

今の俺が「俺はすでに就職している」なんて繰り返したところで、

自尊心が低下する以外の結果が出る訳がないですもん。

いやホントこれ本気で紹介してる人たち、効果を信じてるんだろうか。

今日が人生最後の日だとしたらあなたはどう生きますか?ならば明日死ね!

「今日が人生最後の日だとしたら?」というのも自己啓発本で良く出てくる

フレーズである。

これにも、

積極的思考家たちは「毎日を最後の日のごとく生きよう」などと

説教して、死を意識する意義に賛同する。

だが、これは単にその人にやる気を起こさせるためのリップサービス

にすぎない

と言い切ります。

このフレーズは俺も疑問に思っていたんです。

「明日死ぬかもしれないから人生で一番大切な事をしよう」

なんて言われても、

「もし本当に『明日死ぬ』と思って行動したのに、死ななかったらどうするんだ?」

ってね。

 

「俺は明日死ぬかもしれない。だから全財産を寄付しよう!」とか

「俺は明日死ぬかもしれない。だから家族に会いに行こう。仕事なんか知るか!」とか

本当に実行したらどうします?

次に目が覚めたら無一文。

次に目が覚めたら仕事はクビ。

さあどうします?

まあ運よく無一文にならず、仕事もクビにならなかったとしましょう。

それなのに、「人生で一番大切な事をやってしまった後の人生」って生きたいですか?

それこそ抜け殻になってしまって何もできないと思うんですよ。

どう考えても、このフレーズは著者の言うとおり、リップサービスの域をでませんね。

 

え?そんなの信じる方が悪い?

「この本に書いてある事を実行すればあなたも成功します!」なんて書いてある本を信じる方が悪いって事ですか?

これ本気で言う人がいたら、自己啓発本には嘘が書いてあるって認める事になる

んですけど本当に言っちゃっていいんですか?

 

 

まとめ

 

今回の本は著者の取材結果などもまとめられていますが、前回の本と比べると

ちょっと抽象的な部分が多いですね。

前回のも「自己啓発本を読んだのにどうもうまくいかない」人にはお勧めしましたが、

おおまかな反論としてはこちらの「解毒剤」の方がいいですね。

もうちょっと細かく、読みやすいものの方が良いならば、「最強知的”お助け”本」

をお勧めします。

 

僕は「お助け本」の方が好きですね。

解毒剤 ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ

解毒剤 ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ

 
HELP!―最強知的“お助け”本

HELP!―最強知的“お助け”本

 

 

 

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R.P.ファインマン 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」感想。

R.P.ファインマン

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

上下巻に分かれていますが、上巻で挫折したので短めに。

 

いや、無茶苦茶やw

子供のころからラジオを修理して、家にアンテナを立て、

物理学で大学に行ったのに生物学に首を突っ込み、金庫破りの技術を習得した…

何してんだよ! 

おまけにいたずらも好きで事あるごとに仕掛けてるし…。

うん、楽しい事好きなんだなこの人!

wikiの引用なので正誤があやしいのだが、

完全な天才、完全な道化

と評されたのはまったくその通りだと思う。

ja.wikipedia.org

しかしなあ…面白いからと言って、この本を最後まで読み通すのは難しいと思う。

そもそも、「ファインマンって誰やねん?」って人多いよな。

俺も聞いたことあるけどよく知らないし、この本だってそれこそ

takanikoniko.hatenablog.com

 これ読んだ時にリストアップされてたからじゃなかったかな?(記憶があやしい)

文章としても読みやすいし、ファインマンさんのやることなす事も面白いんだが、

「読み続ける」という事については勧めにくい。

人間ずっと笑い続けると疲れてくるのと同じだな。

 

と言う事で、「真面目にがっつり読む」には向かないと思うけれど、

ちょっと気分転換に1章読むには良いかな。

 

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

 
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

 

 

 

 

 

 

 

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世界と経営と日本と将棋。 羽生善治 今北純一 「定跡からビジョンへ」感想。

羽生善治 今北純一

「定跡からビジョンへ

定跡からビジョンへ

 

を読んだよ!

羽生善治さんの本は、以前に

takanikoniko.hatenablog.com

こちらを読みました。

今回のは、執筆当時パリ在住のコンサルタントである今北純一さんとの

対談がまとめられた本です。

将棋の面とビジネスの面から日本と世界の比較・これからの日本について

語り合う形になっています。

個人的には102ページからの

日本の企業のトップは、一部の例外を除けば「歩」でしかない?

から124ページまでの

国の破綻を恐れるよりも、日本人として国際舞台で活躍しよう

までの部分は面白かったですね。

 

とはいえ15年前に書かれた本なので、これを今読むべきか?と考えたら

「そうでもないな…」という気がしますね。情報源としては古いでしょうし。

かと言って「得るものが無い」と切り捨てるのは勿体ないんですよね。

羽生さんのファンだったり、外資系の会社の雰囲気を感じてみたい人には

良いかもしれません。

 

 

定跡からビジョンへ

定跡からビジョンへ

 

 

 

 

 

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心理学者、強制収容所を体験する。 ヴィクトール・E・フランクル 「夜と霧(新版)」感想。

ヴィクトール・E・フランクル

「夜と霧

夜と霧 新版

 

を読んだよ!

何故「夜と霧」なのか

まずは、何故タイトルを「夜と霧」としたのかと問いたい。

原題の「心理学者、強制収容所を体験する」に比べて分かりにくいではないか。

www.sinkan.jp

どうやら、同じく第二次世界大戦中にドイツが行った強制収容についての映画ならびに

大元となった法律

ja.wikipedia.org

を元につけられたタイトルらしい。

なるほど。

「言語を絶する感動」か?

いわく、この本は「言語を絶する感動」らしい。

そうか?

まあ感動の度合いなんて読む人次第だからいちいち言う事でもないか…と思ったが、

いやいや、もしかして俺はとんでもなく精神がおかしくなった可能性もある。

どういう事だと調べたら、原著は一度改定されており、

日本に初めて登場したものを旧版・今回読んだものが新版なのだ。

版の違いが感動の違いを生み出しているのかもしれない。

「夜と霧」とはなにか?

wikiによれば「文学」とされている。

「文学」という定義はあやふやだが、この作品を文学というカテゴリーに属させるのは

どうにも落ち着かない。

日本昔話やハリー・ポッターのような物語ではないし、エッセーかと言われると

少し違う気がする。

個人的には、これは「科学」の分野に属するものではないかと思っている。

それは「心理学者が強制収容所に収容されて体験したことを分析」しているからだ。

 

この本は全体を

  • 心理学者、強制収容所を体験する
  • 第一段階 収容
  • 第二段階 収容所生活
  • 第三段階 収容所から解放されて

の4ブロックに分けられている。

大きく分けると半分は著者の体験、もう半分は分析と言ってしまっていい。

故に、この本は「必要なところだけ読む」という手段が通用しない。

後半を理解するには前半を読む必要があるのだ。

 

では、

この本は何を目的とするのか。

収容所で被収容者を打ちひしぎ、ほとんどの人の内面生活を

幼稚なレベルにまで突き落とし、被収容者を、意思など持たない、

運命や監視兵の気まぐれの餌食とし、ついにはみずから運命をその手で

つかむこと、つまり決断をくだすことをしりごみさせるに至る、

感情の消滅や鈍磨について述べてきた。

これが後半の開始となる文章だ。

つまり「極限状態に置かれた人間の感情の消滅や鈍磨と、それを復活させる方法」

を探ることがこの本の目的としてよいだろう。

苦しみから抜け出せない人生に意味はあるのか

かなり大きな問いだ。著者が本当にこう回答しているのか自信がないが、

言わせてもらおう。

NOだ。意味などない。

抜け出せるかどうかに意味がある生など、その意味は偶然の僥倖に

左右されるわけで、そんな生はもともと生きるに値しないのだから。

…いや、この回答は「あり」なのか。

まあ俺が読み違えている可能性だってあるしな…。

生きることの意味を問うな!

「生きてる意味がわからない…」とか「なんで生きてるんだろう…」等は

よく見る台詞であり、一つの問いだが、ここでも

もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、

私たち自身が問いの前に立っていることを

思い知るべきなのだ。

意味が分かりませんが!著者いわく

生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。

であり、

哲学用語を使えば、コペルニクス的転回が必要

なのだ。すなわち簡単にできることではないことの証明でもあると思う。

生きる意味を一般論で語ることはできないし、この意味への

問いに一般論で答える事もできない。

人間とは

人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。

人間とはガス室を発明した存在だ。

しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りの言葉を口にする

存在でもあるのだ。

まとめ

 「名著」とされる、この「夜と霧」。呼び名に違わずいい本です。

強制収容所での悲惨な生活をどの様に過ごしたか、どの様に精神を保ったか

克明に記録されています。

とにかく最初から最後まで全部読んでほしいですが、

どうしてもいやだ、そんな面倒な事してられるか!という方は

(この本を読む苦労など著者が味わったものに比べたら大した事はないはずですが)

第二段階の「いらだち」からでもいいので読んでみてください。

得るものは必ずあります。

 

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

 

「夜と霧」が合ったなら、こちらもどうぞ。

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う

 

 

 

 

 

 

 

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見てるのわりににどうにも違和感がぬぐえないので真面目に考えてみた「おじさまと猫」

さてこちらの漫画。

comic.pixiv.net

たしかツイッターでバズったのがきっかけで、ちょくちょく見てるのですが。

どうにも違和感がぬぐえない。

なんとなくだが、猫のふくまるは可愛いと思う。

おじさまは大学教授かなんかか?と思ってたけどピアニストかよ!と思ったし。

 

しかし。

 

どーにも違和感がぬぐえない。

いや嫌いなわけでもないし。かと言って好きというには引っかかりを覚える。

なんなんだこれ…と割と悩んで考えた結果、この結論にたどり着いた。

あ、これ「異世界転生して俺TUEEEEEE」の変形版だ。

 

何故か。

元の境遇が似ている。

異世界転生の主人公→ほぼリア充ではない。

「おじさまと猫」のふくまる→買い手がつかない。

 

突然環境が180度変わる。

異世界転生の主人公→いきなり死ぬか召喚される。

「おじさまと猫」のふくまる→突然おじさまに買われる。

 

自己の努力無しに価値が認められる。

異世界転生の主人公→いきなりチート化して認められる。

「おじさまと猫」のふくまる→別になにも変わらなくても可愛がられるようになる。

 

うん、やっぱ「異世界転生して俺TUEEEEEE」の変形版だ。

実は俺と相性悪いんじゃないか「おじさまと猫」。

 

まあまた見ると思うけど。

カテゴリー整理のお知らせ。

独自ドメインでの運用を終了し、まもなくはてなproの契約も終了します。

 

それにともないブログも整理しようと思いますので、

以下ののカテゴリーを削除します。

  1. 1日10文字づつ
  2. 欲しいもの
  3. 自転車
  4. 行きたいところ
  5. 買い物

ほぼ半減ですが使ってないものばかりですし、見にくくなることもないでしょう。

最終的には「日記」のカテゴリーに統合するつもりでいます。

 

また、あれこれ書いた記事用に「雑記」カテゴリーを追加しておきます。

使用頻度はすくないと思いますが、あった方がいいと思ったので。

独自サーバーでの運用を停止しました。

takanikoniko.hatenablog.com

 本日6月25日がドメイン契約の最終日です。

それに合わせて、独自ドメインでこのブログを続けることをやめ、

通常のはてなブログとして続けていく事にしました。

アドセンスは削除し、移行も完了しています。

いまはamazonにURLの変更を申請しているところですね。

 

運用をやめた理由は、金がないの一点です。

つーかPROアカウントとサーバー代で年1万だせない…。

 

おまけにこのタイミングでスマホ修理でまた金が飛ぶとか呪われてないか?

 

 

「人生が6週間で変わる」とかいうありえねー話を見に行ったらやっぱりありえなかった話。

引きこもってニコ動とか見ていると、こんな話が流れて来ましてね。

ch.nicovideo.jp

(有料会員ではないので、ここから先は誹謗になる可能性があるんだけども。)

「そんなわけあるかいな」と思って元ネタを探しにいったのさ。

元ネタはどうやらこちらの模様。

www.frontiersin.org

見てもらえば分かると思うが、全文英語なので全く読めなかった。

グーグル先生とエキサイト翻訳のお世話になったものの、さすがに全文は無理。

あきらめて、同じようなものをネタにしているブログ

kaitoblog.hatenablog.com

environmentrade.com

 

 

を見に行った結果、

無理

という結論に達しました。

まず大前提として1日は24時間である。

というのは疑いようがないですよね。

まあ普通の人は仕事してるでしょうから、仕事してる時間を引きましょう。

あり得ない設定と言われるかもしれませんが9:00~18:00の拘束で、

定時で帰りましょう。9時間使いますね。

残業してる?いいですよ、いくらでも追加してください。

通勤してますね。片道1時間として往復で2時間使いましょう。

え、もっとかかる?いいですよ、いくらでも追加してください。

さてここで、24-9-2=残り13時間です。

ではここから「6週間で変わる」メソッドの開始です。

まず、8時間寝てください。寝たりない?じゃあ10時間でもいいですよ。

ここでは8時間寝た事にしましょう。残り5時間です。

毎日、起床後の運動1時間です。やってください。残り4時間です。

毎日、瞑想1時間です。やってください。残り3時間です。

毎日、勉強1時間半です。やってください。残り1.5時間です。

朝飯も食わず、夕飯も食わずに挑んだらこの結果です。

あ、今日残業だ…ゲームオーバー!

いやあ無理でしょう。

うん。

まあ今の生活から、このメソッドを実行できるような生活になったら

その時点で人生変わってるんじゃないですかね?

 

 

 

…それってメソッドいらなくないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ラピスドリームオーケストラの公演と天使のすみかに行ってきた話。

6月9日日曜日、神戸文化ホールで開催された

lapisdream.org

アンコール演奏会に行ってきた!

 

…あれ、これ神戸ボークスが近い(と思っていた)しそっちも行こうということで

www.volks.co.jp

こっちも行ってきた!

 

ちょうどお昼時に神戸についたので、まずは昼飯。

選択肢はこの二つ。一人鍋か

tabelog.com

中華。

tabelog.com

ちょっとケチって中華で500円で唐揚げ定食を食べました。

この中華屋さん、入りにくいとは思うんですがコスパは凄くいいんですよね。

マーボー豆腐定食とか600円だったりしますもん。

超手軽に中華が食べたい!という時はおすすめですよ。

さて、昼御飯を食べたのでボークスへ。

4ヶ月ぶりくらいに来たので、まるで初めて来た人みたいな感じになります。

最初の感想が「なんかすげえ…」ですからね。相変わらず神戸の子は可愛い…。

で、撮影スペースを借りたのでまずは来た記念。

f:id:takanikoniko:20190610170322j:plain

神戸のすみかに来た!

 うん、うちのこかわいいな!

f:id:takanikoniko:20190610173821j:plain

最近お気に入りの角度

う、画質悪い…。

お迎えした当初から、「顔の左側が正面に来るような角度」で撮ることが多かった

んですよね。

でも最近「あれ、「こっちもいいな…」と目覚めた次第です。

f:id:takanikoniko:20190610174221j:plain

いつもはこっち

やっぱりこっちもいいな!

撮影もそこそこに、次の目的地に向けて移動開始。

寄り道せず、素直に電車に乗って行けばいいものを、

こことか

www.cameranonaniwa.co.jp

こことかに

katsumi-do.com

 寄り道して2km以上歩くという。完全に体力の無駄遣いだよ!

 

で、到着。

f:id:takanikoniko:20190610175453j:plain

今回は「アンコール演奏会」という事で、これまでの定期演奏会で演奏した曲の

中からセレクトされたものが演奏されます。

 

開演まではパンフレットを読んで待つのですが、挟み込まれている

チラシのチェックも楽しいんですよねえ。

2019年9月23日に演奏会がある、

twitter.com

2019年11月3日に演奏会がある

lewo.osaka.jp

2019年11月30日に演奏会がある

newgamep1001.wixsite.com

移動の都合上行けませんが、

ngmstrings.org

atlas-phil.info

luidamandolin.web.fc2.com

twitter.com

のチラシも入っていたので、お近くの方は聞きに行ってみてはどうでしょう。

 

さて、今回のアンコール演奏会で取り上げられたゲームは、

クロノ・トリガー

聖剣伝説LEGEND OF MANA

サガフロンテイァ2

ポケットモンスターシリーズ

イーハトーヴォ物語

MOTHER3

クロノ・クロス

ワンダと巨像

FINALFANTASYⅢ

FINALFANTASYⅡ

FINALFANTASYⅤ

FINALFANTASYⅨ

FINALFANTASYⅥ

の13本。後アンコールもありました。

 

…この中で遊んだことあるのってワンダだけじゃないか俺…。

何故行こうと思った俺。しかしなあ、オーケストラの音を聞ける機会というのは

見逃せんのだよ!

で、肝心の内容については語彙が乏しいので誰かがやってくれると期待してパス。

俺の語彙力じゃ表現できんのだよ!

 

で、帰りにこちでお茶。

tabelog.com

満席かな…と思ったら、観光客らしきカップルの横が一席空いていたので確保。

「キモっ」って思われたかもしれないが、俺、外国語分からんからな!

f:id:takanikoniko:20190610201113j:plain

ケーキ!

スポンジケーキの中に生クリームが隠れていて、イチゴがのってる

一番人気の「ざくろ」とアイスコーヒーを注文。しめて580円なり。

ケーキは甘すぎず、ちょうど良い大きさです。ただちょっと食べにくいかな…。

あと三宮の駅から離れているので、行きにくいのも事実。

コスパを追求するならありだとは思うんですが。

この後はマルイの中のキタムラに寄って帰りました。

blog.kitamura.jp

せっかく三宮まで行ったのに、ジュンク堂もナガサワ文具センターもとらのあなも

メロンブックスも駿河屋も行けなかった…体力無駄遣いし過ぎたぜ…。

 

といったところで今回はここまで!

 

【書評】当時はふざけていると思われていたが、今はどうだろう? キンバリー・ヤング『インターネット中毒 まじめな警告です』感想。

キンバリー・ヤング

『インターネット中毒 まじめな警告です』

 

を読んだよ!

 

以前これや

www.takanikonikosblog.com

 これを

www.takanikonikosblog.com

読みましたが、今回の本がこの分野の先駆けです。

日本で出版されたのが1998年。windows95が発売されてほぼ3年後にはもう

インターネット中毒という概念があった

というのが驚きですね。まだネットを使うと高額請求が来る時代ですよ!

まあそんな時代なので「廃課金」とか「ネトウヨ」とか「youtuber」とかも

まだいないのですが、登場する人は皆「チャット」やネトゲ(!)にはまり

人生を壊していきます。

もう「チャット」という単語が懐かしいですね…。

最近はweb上でサポートを受ける時などはチャットを使うところもありますね。

電話やメールに比べたらリアルタイム性などは優れていますので、

個人的にはメールよりも好きなんですが。

 

さて、「チャットにハマる」といっても程度がありますが、この本に出てくる人は

半端なくハマっています。

退学・離婚・解雇とまあここまでやるかと思いますが、いやあネットってここまで

ハマるもんなんだなあ…。

 

一方で「ネットをすれば誰でもハマる」という訳ではなく

「現実問題の逃避先としてのインターネット」という捉え方ですね。

そういう意味では酒・薬と同じ捉え方をしているようで、

ガチャ課金については存在してなかったこともあって研究対象ではありません。

 

出版から時間がたっている事もあって、

いま人が問題としているものとは少し違うかもしれませんが、

「最近スマホばかり見てる…」とか思いだした方は一度読んだ方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

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